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てか、ビー玉より偉い件
ラムネの入っている「エー玉」は、蓋の代わりになっていますが、空気漏れ・液漏れのないちゃんとした蓋にするためにはキレイな球にならないといけません。
そこで、蓋として作られたガラス玉がちゃんと綺麗な球かどうかを検査するわけですが、「君、合格ね。」と、ラムネに使える綺麗なガラス玉が「A玉」と呼ばれ、「てめぇ出直してこい」と、ラムネに使えないガラス玉を「B玉」と呼び、区別していました。
この時の不良品、「B玉」が子供の遊び道具として売られるようになり、今の「ビー玉」となったのです。
つまり、ラムネの中に住んでいるあいつは綺麗で高貴なお方。
これまで、ビー玉なんて下々の身分で呼んですみませんでした。