いよいよ東京五輪が近づいてきましたね。オリンピックについて気になってきた人も多いのではないのでしょうか。
現代オリンピックの元となった古代オリンピックについては、みなさんはご存知でしょうか?
第一回はなんと紀元前!
そしてその記念すべき第一回目は、男たちが全裸で走る短距離走だけだったのだとか。
衝撃的ですよね。笑
今とは全然違う古代ギリシャ人たちによるオリンピックの様子、気になって調べてみました!
古代オリンピックとは
オリンピックの起源は今から2500年以上も昔、古代ギリシャで行われていた「オリュンピア大祭」だとされています。
「オリュンピア大祭」とは、オリンピアという地で行われていた最高神ゼウスに捧げるのための神聖な祭典のことで、これが元となり、紀元前776年から「古代オリンピック」として開催されるようになっていきました。
神の前にいる間は、敵国同士でも友好的に競技を楽しむ。それが古代オリンピックだったのです。
古代オリンピックは裸で行われていた!?
そんな神聖な祭典なのに、参加者はなんと、全員裸だったようです。
神の前なのに!?
逆なんだ。神の前だからこそ、皆裸だったんだよ。
裸であることの主な理由の一つとしては、 不正をしないことをゼウスに証明するためだったという説が濃厚なようです。
神の前で不正をするなんてこと、あってはならなかったのですね。
また、古代ギリシャでは、均整に鍛え上げられた体は、完璧な精神や知性の象徴とされていました。
要するに、古代ギリシャ人の人たちは、肉体美を追求する人が多かったんです。
そのため、鍛え抜かれた体を晒すことは恥ではなく、むしろ権威の象徴だったのかもしれません。
女性の参加は認められていなかった
古代オリンピックには女性が競技に参加することはもちろん、観戦すらも認められなかったのだとか。
男装して参加するのを防ぐために、全員裸だったという説もあります。
選手だけでなく、指導者や観客も全て男だけで行われていたそうです。
第一回古代オリンピックは短距離走だけだった
オリュンピア大祭が名前を変え生まれ変わった紀元前776年、
「第一回古代オリンピック」の種目は、短距離走だけだったそうです。
つまり、筋肉隆々の素っ裸の男たちが全力疾走するだけのイベント…。
もちろん、走るだけなので1日で終了していたそうです。
シュールだ…。
当時は皆真剣だったんだよ〜。
オリンピックについてもっと調べてみよう!
2020年、東京オリンピックまでもうすぐ!
もっとオリンピックについて知りたい人は、以下のオリンピック辞典がオススメです。
これ1冊あれば十分でしょう。
2016年に発行されていたものを、2019年3月に改訂版として新たに出版されたものですので、最新情報まで詳しく掲載されています!
完全に東京五輪に合わせてきたね。笑