これからビジネスを始めたり、商品を売ったり、Youtubeやブログなどをしていきたい人がまずはじめに学ぶべきこと。
それは、コピーライティングの技術です。
言葉がぬるいと人の心は動かないし、行動にも結びつきません。
何ができて、どんなメリットがあって、他とどう違うのか?
その商品や人物の魅力を、言葉で伝えなくてはいけません。
では、それらをうまく伝えるにはどのような言葉、キャッチコピーにすればよいのでしょうか。
今回は、その基礎となる部分をまとめていこうと思います。
本気でコピーライティングを学びたい人は、このブログを読むよりもまず『ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則』を購入しましょう。そこに、すべてが詰まっています。
言葉の力は、私たちが思っているより強大なものです。
ぜひ、一緒に学んでいきましょう。
キャッチコピーには2種類ある
キャッチコピーには以下の2種類があることをまずは知っておきましょう。
- イメージコピー
- レスポンスコピー
これらの違いを簡単に説明しておきます。
イメージコピー
イメージコピーとは、例えば、
そうだ、京都へいこう。
といった、「イメージをもたらすもの」のことです。
ブランドイメージを作りたい・高めたい時にはこのイメージコピーが役に立ちますが、これから何かを初めて、人を動かし商品を売りたいという人にはあまり効果がありません。
レスポンスコピー
「反応がとれるキャッチコピー」のこと。「ダイレクトレスポンスコピー」や「セールスコピー」などとも言います。
実際に、人が行動を起こしたくなるような言葉のことですね。
今回は、この『レスポンスコピー』の話をしていきます。
見出し(タイトル)が命
まずは手にとってもらう、クリックしてもらうことが大事です。
そのためにはやはり見出し(タイトル)が最も重要で、広告の効果の50%~70%は見出しで決まると言われています。
最初に目に入ってくる言葉で全てが決まると言っても過言ではないでしょう。
このことを肝に銘じ、キャッチコピーを考えていきましょう。
量産して厳選する
一番重要なタイトルは、考え得る限りの案を出し尽くしましょう。
そしてその中から、一番良いものを選びます。
すこし面倒ですが、本気で読んでほしいならここに全ての力を注ぎましょう。
不採用となったコピーも別の場所で使える
不採用となってしまった大量のキャッチコピーについては、別の場所で使えないかを考えてみましょう。
例えば、目次・章ごとの見出しです。
手にとってもらった本をパラパラとめくったときに目に止まる、目次や各章の見出しの内容もかなり重要ですので、タイトルのために考え出したフレーズでいいものがあればこちらに使いまわしていきましょう。
そうすることで、タイトルと目次を見ただけで買いたくなる・読みたくなる本になっていきます。
短い方がいいか、長い方がいいか
さて、ではどのようなコピーがいいのかをもう少し具体的に考えていきましょう。
見出しやタイトルを考える上でまず気になるのはその長さですよね。
結論からいうと、
中身のない短いコピーより、きちんと伝わる長いコピーにすべし
です。
当たり前ですが、短いコピーの方が読んでもらいやすいです。
だらだらとした文章は読みたくないですよね。
ただし、長いコピーの方が読まれれば行動に繋がることがわかっています。
何か商品を売りたい場合、読者に「購入する」という行動を起こしてもらえないと意味がないので、キャッチコピーは多少長い方が良いのです。
映像として頭に浮かぶように心がける
キャッチコピーを読んだ時に頭の中に映像が描かれるような言葉にすると効果が高くなります。
単語ひとつにしても、他の類語と比較し、どちらの方が映像として浮かびやすいかどうかを吟味しましょう。
ブログなどでネット検索から読者を集めたい場合、「Google トレンド」などのツールを使うと類語が選びやすくなるのでぜひ活用してみてください。
キャッチコピーとビジュアル画像は同じ意味を持たせよう
本の表紙、ブログのサムネイル画像は、できるだけキャッチコピーから連想される映像と同じ意味を持つ写真や絵を選びましょう。
1枚の優れた写真は、2000の言葉に匹敵する
という言葉があるくらい、ビジュアル選びも重要です。
メリットを伝えるだけでなくベネフィットを伝える
例えば、とあるダイエット食品を売りたい場合。
これを食べると痩せます!
のような、「痩せる」というメリットだけを伝えるのではあまり効果がありません。
「痩せる」ことが実際にどのような利益や恩恵(ベネフィット)を得られるのか、そこまで伝える必要があります。
痩せてナイスボディを手に入れ、夏のビーチで素敵な男性からモテモテに!
という風に、「痩せる」ことで得られるより具体的な恩恵をアピールするのが重要になってきます。
ベネフィットを見つける簡単な方法
メリットではなくベネフィットを伝えなくてはいけないことはわかっても、すぐには具体的な内容が思い浮かんでこないかもしれません。
そんなとき、すごく簡単にベネフィットを掘り下げていく方法が「だからどうしたゲーム」です。
これをするとと痩せるんだ
だからどうした?
え〜っと…。ナイスボディになれる!
だからどうした?
自信を持って夏のビーチにいける!
だからどうした?
素敵な異性からモテモテだぁぁぁ!
ふむ。
といった感じで、「痩せる」という単純なメリットに対して「だからどうした?」と疑問を投げかけることで、どんどん具体的なベネフィットを見つけていくという方法です。
できれば誰かと向かい合ってやるのがいいですが、一人で自問自答するだけでも効果ありです。
オススメの本
どれもこれも、これからビジネスやブログなどを始める人には必読の本ですね。
「ザ・コピーライティング」は特に必読本ですよ!