世界規模で考えると、人間は年間で実に47万5,000人もの人を殺しています。
とてつもなく恐ろしい数字と感じるとともに「これ以上、人を殺している動物がいるの!?」と驚きですよね。
実は年間で最も人を殺している生物は、私たちのすぐ側にいる「あの生物」でした。
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最も人間を殺している生物は蚊
そう、1年の間に最も人を殺している生物は、実は「蚊」なのです。
2018年にマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツが自身のブログ「gatesnotes」で公表した情報によると、蚊は1日で約1470人、年間にしてみると約54万人もの人を殺しているのです。
その理由としてはマラリアという高熱や下痢を引き起こす病気が、蚊を媒体として感染しているためです。
油断できないマラリア患者
世界保健機関のWHOが発表したデータによると2015年には約2億1200万人もの人がマラリアに感染しており、特にアフリカ圏では症状がひどくなりやすいとのことです。
2005年から2014年まではマラリアの患者数は減少し続けていましたが、2015年から2017年にかけては患者数が増加しており油断できない状況となっているのです。
Googleの親会社が世界中の蚊を殺す?
実はこうした危機的状況を救うためにGoogleの親会社Alphabetが蚊の卵が孵化しないようにする技術を開発しています。
もちろん死者は減るでしょうが、生態系に影響が出ないか不安の声も上がっており、蚊によって死者が出ない日は果たして来るのでしょうか。。。