仕事のストレス、溜まってませんか?
仕事をしている人であれば、誰しもがストレスを抱えているでしょう。
たとえ好きな仕事であっても、締切が迫ったり、大事なプレゼンの前でプレッシャーを感じますし、職場の上司や、クライアントとの人間関係に疲れ、ストレスを感じてしまいます。
仕事のストレスが慢性化してしまうと、肉体的および精神的の両面から健康に悪影響が出てしまいます。
いずれ、限界を迎えて爆発してしまうでしょう。
そこで、仕事のストレスにどう対処すればいいのかを知っておくことが大切になってきます。
ということで今回は、仕事へのストレス・職場でのストレスにどう向き合い、対処すればいいのかを解説していこうと思います。
ストレスへの正しい向き合い方を知っておこう。
仕事のストレスへの対処法
職場でのストレスに対処するための手助けとなる文書を、アメリカ心理学会(通称APA)が発表してくれていましたので、その内容を紹介していきます。
ストレスの原因を知る
まずは、どのような状況で最もストレスがかかるのか、そしてストレスを感じると自分がどのように対応しているかを観察しましょう。
そのために、1〜2週間ほどストレス日記をつけると良いでしょう。
ストレスを感じるきっかけになる人や状況、体の状態はどのようなものだったか?
いくつかの一般的な職場ストレス要因には、以下のものがあるとされています。
- 給与が低い
- 過剰な労働時間・作業量
- その職場にいても成長や進歩の機会がない
- 仕事が魅力的でも挑戦的でもない
- 社会的支援の欠如
- 仕事における意思決定の場がない
- 理不尽な要求
もちろん、あなたが感じるストレスはこれらに当てはまらないものもあるでしょう。
自分がそのストレスに対してどのような行動をとるかの記録も大事です。
- 声を上げる
- 散歩にいく
- 甘いものを食べる
- お酒を飲む
- タバコを吸う
- 物や人に当たる
などなど、どのストレスに対してどんな行動をとるのか、そのパターンを見つけ出しましょう。
健康的なストレス対策を心がける
自分が今ストレスに対してどのように対処しているかが分かってきたら、その中から不健康なストレス解消法はやめるようにしましょう。
一般的に、飲酒・タバコ・やけ食い・ショッピング・スマホやゲームなどはストレスを解消するどころか、逆効果担ってしまうことが分かっています。
そのような間違った対処ではなく、科学的に正しいとされている健康的なストレス解消法へ置き換えていきましょう。
運動・散歩・読書・瞑想・友人と楽しい時間を過ごす・音楽を聴く、などがストレス解消には効果的です。
また、睡眠もしっかりとるようにしましょう。
仕事とプライベートの境界線をしっかり定める
ネットやスマホが普及した現代では、常にメールやラインなどで仕事の連絡がやってくる人もいるでしょう。
24時間常に仕事の連絡を気にしているのは非常にストレスになってしまいます。
この時間はメールをチェックしない。この日は一切仕事のことはしない。など、仕事とプライベートの区分けを明確に定めることも、重要なストレス管理のひとつです。
慢性的なストレスがかかった状態から元気を取り戻すには、時間がかかります。
なので、上記のような「仕事を意識しないリラックスした時間」を意識的に増やし、休暇は無駄にせずにしっかり休みましょう。
リラックスした時間をすごすには
瞑想や深呼吸、散歩などの運動など、自分にあったリラックス方法を探しましょう。
いくつか参考になる記事を紹介しておきますので、是非ご覧ください。
周りに相談する
友人や家族などに相談し、サポートしてもらうのも大切なことです。
信頼できる上司がいるのであれば、上司に相談するのもよいでしょう。
一人で抱え込むのは、NGです。
一時的なストレスへの応急処置
ストレス対策として、瞑想や運動、読書は非常に効果的ですが、仕事をしていてストレスを感じたその習慣にそれらを行うのは難しいですよね。
もしストレスを感じていることに気づいた場合は、呼吸を整えてみてください。
ゆっくりと深呼吸を1分するだけでも、ストレスは大幅に軽減されます。
また、タクティカルブリージングなどの少し特殊な呼吸法を取り入れと、より効果的にストレスをコントロールできるようになります。
自分で「ストレスに気づく」ためには、日頃の瞑想習慣がすごく効果的だよ。