絶対に失敗したくない、大事な本番。でも、どうしても緊張してしまう時ってありますよね。
- 受験のような大きな試験を受ける時
- スポーツの大事な大会
- 人前で何かプレゼンをしなくてはいけない時
などなど。
本番が迫ってくると、緊張はいやでもやってきます。
しかし、恐れることはありません。
それが「良い緊張」であれば、うまく味方につけることで最高のパフォーマンスを発揮できるのです。
今回は、そのために知っておくべきことをまとめていきます。
「良い緊張」と「悪い緊張」の違いとは
良い緊張を味方にするには、今感じている緊張が良いものなのか、悪いものなのかを知ることが大切です。
良い緊張の特徴
準備をしている
あんなに勉強したんだから、絶対に合格したい。
あんなに練習したんだから、絶対に勝ちたい。
そういった、「準備をしているからこそ、ミスをしたくない。」という気持ちからくる緊張です。
本番直前に緊張のピークがくる
良い緊張というのは、本番に向かってじわじわと緊張が強くなっていきます。
そして、本番直前に一気にピークに達します。
悪い緊張の特徴
準備をしていない
「準備がちゃんとできてないし、きっとこのままじゃヤバイ…。」という気持ちからくる緊張です。
不安や焦りが入り混じった感情ですね。
本番を迎えてから緊張のピークがくる
準備がうまくできていない時にくる緊張は、本番までだいたい同じような緊張感が続きます。
あー、このままだとやばいなぁ。まぁでもなんとかなるかなぁ、いや、やばいかなぁ。
という、じめっとした緊張感です。
そして、本番に突入すると一気に緊張が増加してしまいます。
あ、やっぱりだめだ、これはマズイ!あーヤバイ!
という感じにパニックに陥っていき、最終的に頭が真っ白になってしまうのです。
良い緊張を受け入れることで、ゾーンに入ることができる
良い緊張は本番直前にピークがくると上述しましたが、この時に「これは良い緊張だな」と理解できるようになることが重要です。
良い緊張と悪い緊張の区別がついていない人は、「緊張していること = ダメなこと」 だと勘違いしてしまい、せっかくの良い緊張でもパニックになってしまいます。
本番直前、舞台袖で感じる胸の高鳴り。
それはきっと良い緊張です。
これまでちゃんと準備してきたことに自信を持ち、一度深呼吸しながらその緊張を迎え入れてあげましょう。
すると、本番に入った瞬間、さっきまでの緊張がまるで嘘のように、凪の海のような穏やかな心持ちになります。
これが、自分の力を最大限に引き出すことのできる状態です。
いわゆるゾーンってやつだね。
できる準備は全部してきた。あとはやるだけだ。
と覚悟を決めて、これまで積み上げてきたものを全てぶつけましょう。