一人暮らしをする時、できるだけ家電を安く揃えたい、無駄なものは買わないようにしたいですよね。
それ故、おそらく誰もが一度は迷うであろう問題が、「掃除機はいるのか?」ということ。
結論から言うと、
お金と収納スペースに余裕があるなら掃除機 “も” あった方がいいけど、クイックルワイパーだけで十分。
というのが私の意見です。
学生の時は掃除機を使っていましたが、今はクイックルワイパーだけで生活しています。
なぜ掃除機を捨てたのか
数年前、学生の頃に一人暮らしをしていた時期があり、その時は掃除機を使っていました。
しかし、その後、一度実家に戻ったのです。
この時、家具のいくつかを処分し、掃除機も捨ててしまっていたのです。
そしてまた、社会人になってから一人暮らしをはじめたのですが、今回は掃除機は買わずにクイックルワイパーのみで生活しています。
なぜ今回は掃除機を買わなかったのか
まず第一に、掃除機の煩わしさが記憶に残っていたというのがあります。
地味に場所はとられるし、出し入れが面倒でコードも絡まるし、当時使っていた掃除機は安物だったのであまり吸引力がなかったのです。
第二に、引越し費用を抑えたかったというシンプルな理由です。
一度捨てたものをまた買う事に気がひけたというのもありますし、なによりクイックルワイパーの安さに惹かれました。
本体だけだと1000円ちょっとで買えるんですよね。
クイックルワイパーのみで生活してみた感想
全然悪くはないです。ただ、正直言うと「あぁ、掃除機欲しいな」と思うことがたまにありますね。
クイックルワイパーのメリット
まずはメリットに感じる部分をお話していきましょう。
収納スペースがいらない
棒切れに小さい雑巾がくっついたくらいの本体はコンパクトで収納場所に困りません。
ちょっとしたスペースに収納できますし、なんなら部屋の隅っこに立てかけて置いても気にならない大きさなので、私は出しっ放しにしています。
シートもよほど大量にストックしていない限り、そんなにかさばるものでもないです。
気軽にちょっとした掃除ができる
「掃除機をかける」というのは、がっつり掃除する気分の時にしできない上級技です。
床に落ちた髪の毛などが少し気になって軽い掃除をしたい時、クイックルワーパーがあればさっと掃除することができます。「掃除するぞー!」という気構えがあまりいりません。
軽い掃除には「立体吸着ドライシート」を使います。
拭き掃除もできる
シートの種類が何種類かあるので、乾拭きと拭き掃除の両方をこなすことができます。
私は普段は乾拭き用の「立体吸着ドライ」でさっと誇りや髪の毛を掃除し、がっつりと掃除気分な時は、仕上げに「立体吸着ウェット」で拭き掃除をします。
雑巾がけなんてもうできないですね。
掃除したあと、すぐにゴミを捨てられる
掃除機だとゴミを溜まて、後からまとめて捨てることができます。
ただ、面倒くさがりな人は「あー溜まってきたなー、そろそろ捨てないとなー」と思ってからもパンッパンになるまで捨てないですよね?笑
あれが地味にストレスになっていた記憶があり、クイックルワイパーその場ですぐに捨てて次回は綺麗なシートで掃除を開始することができるという点はすごく魅力に感じています。
メンタル面の問題なので「いちいちゴミを毎回捨てなくてはいけない」と考えてしまう人からすれば デメリットかもしれません。
手入れが不要
ゴミも溜めないし機械ではないので、部品などを分解して手入れをする必要などが一切ありません。
掃除機も滅多に手入れすることはないと思いますが、そもそも手入れのことを微塵も気にする必要がない というのは素晴らしいです。
コンセントの煩わしさがない
毎回コンセントを抜き差しする必要がないですし、コンセントが足が引っかかったりして邪魔になることも一切ありません。
この点もストレスなく掃除ができていいですね。
クイックルワーパーのデメリット
次はデメリット部分。
埃を取りきれない
「立体吸着ドライ」シートだけだと結構取りこぼしが出ます。
8畳くらいの広さの部屋で、2回「立体吸着ドライ」シートで掃除してもまだ髪の毛や誇りが結構残ったりします。
さらにそこから「立体吸着ウェット」シートをかけるとだいぶスッキリはしますが、やはり隅っこの方などでホコリや髪の毛が残ってしまいますね。
がっつり掃除したい時に少し物足りないというのが正直なところです。
シートの取り替えが慣れるまで面倒
シートの四隅を爪のような部分に埋め込んで取り付けるのですが、この「埋め込む」という仕様が最初は慣れなくてうまくいかないことがあります。
しかも、ミスると手に爪のような部分がひっかかって痛いです。
他にもっと手軽な取り付け方法なかったの?ってちょっと開発者に問いただしてみたいですね。笑
なんだかんだ金がかかる
シートは消耗品なので、掃除すればするほど地味にお金がかかることになります。
さっと簡単に掃除できる分、掃除機よりも使用回数は増えてしまいがちなので、けっこうシートはなくなっていきますね。
私のケースだと、3日に1回 シートを2枚消費するくらいのペースです。
掃除機も電気代はかかりますが、長期スパンで考えると安い掃除機を壊さずに使い続けたほうが料金的には安くすむでしょう。
結論:掃除機はいる?いらない?
実際にクイックルワイパーのみで生活して見て分かったメリットとデメリットを上記で述べましたが、結局どうなん?って話をして終わりにしましょう。
個人的には「クイックルワイパーだけで問題ない」です。
逆に言うと、「問題はないが、より良い選択はあるだろう」ということですね。
クイックルワーパーの良さを兼ね備えた掃除機が買えるのであれば、購入しても良いでしょう。
- コードレス
- ゴミ捨てが楽
- コンパクトで軽い
- 吸引力に問題なし
上記の条件が揃うような掃除機であれば、間違いなくそちらを購入した方がいいです!
例えば、次のような15,000円前後くらいの掃除機が買えるのであれば、クイックルワイパーは出番なしでしょうか。
追記(2019/5/30):記事執筆当時からだいぶ時間も経ち、お金にも余裕ができたので上記の掃除機を今は使っています。(その前に少し安めの掃除機も使ってみましたが、吸引力がしょぼすぎてダメでした。)
今はかなり快適です!
逆に、中途半端なスペックの掃除機を買うくらいなのであれば絶対にクイックルワイパーがいいですね!
もしくは、「とりあえず一番安くすませたい!」と料金だけで考えるなら、
Amazonでは3000円ちょっとでコスパ抜群の掃除機が手に入りますので、そちらの方がいいかもしれません。